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パーティーはまだ始まったばかり、なのに嫌気がさして出てきちまった。メロディーに誘われてそっと下を見る 黒髪の奴 透き通った肌 左手には楽器
きざなわざわざ外で演奏するなんて ますます嫌気がさす
耳を塞げばいいのだろうが、自分のが先に来たのだアイツがどっかいけ!
念が通じたのか振り向く奴。
「…」
「…」
ガキを見るような目でウ゛ァイオリン弾きはパーティーへ戻ってる
「むかつくむかつく」
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