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「本を正せば、君の書いたブログが原因だろ? 俺に八つ当たりかよ」
アルバイトがいなくなり、店長はワゴンに乗るダンボールを片付け始めた。
それは、疚しい事は何も無いという態度にも見えた。
「・・・・・・私としたいって、言ってたじゃない? 勘違いしないで」
V字カットの胸元に、人差し指を差込み、ちょっとだけ谷間を男に見せた。
「何? あー分かった、ブログを荒らされたくないの? 交換条件ってこと? だったら早くそう言えよ」
私は無言で、片手で親指と人差し指で丸を作り、そのポーズをKEIに向けた。
「はーん? そういう事・・・・・・1万でどう? 元々さ、キャバ嬢っていう話だったじゃん。お手軽な女なんだろ??」
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