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「ねぇ、怒んないで聞いてくれる? コテンッ」 姫香が上目づかいで首を傾けてきた。俺は正直このおねだりにはとても弱かった。
「分かった聞くから ッつかお前ら殺気しまえ」
遠慮がちに話始めた。
「昨日の夜お母さんに頼まれてコンビニに行った帰りナンパにあってね、その時に白夜にね助けてもらったんだけどね。そのナンパしてきた人達は死鬼という汚ない族でね、えーとなんていうか~目付けられちゃたんだよね~。」
はぁーーっと溜め息ついたあとに、
「俺は別に姫香を姫にしてもいいけど姫香はいいのか?」
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