月曜日の確信犯

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「ああ、これ、読んでるの?」 「え、いえ、まだ。本屋さんでも、ネットでも無くて探してたんです」 「文庫出てるよ?」 「文庫は、表現が柔らかくなってるってネットで知って。だから、ハードカバーの方がどうしても読みたくて」 「この作家、好きなんだね」 「あ、はい」 「君みたいな女の子で、好きな子、初めて見た」 その本の作家は、過激な表現と斬新な作りの話が多い。 そんな、唯一無二な所に私は惚れこんでいる。
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