月曜日の確信犯

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先に待っていた室井樹は私服姿で、 作業服を着ている時とは、全く違う印象を受けた。 だからなのか、私は、我慢出来なくなった。 「…あの、室井さん。夕飯食べましたか?」 「え、まだですけど」 「あの、良かったら一緒に食べませんか?」 室井樹は、少しだけ目を大きくしていいですよと答えた。 心の中でガッツポーズする。 欲求不満をぶつけれそうな相手をゲットし、 私は、駅前の古い喫茶店に連れ込む事に成功した。
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