水曜日の海月

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私は、元々、恋愛も性欲もかなり淡白で、 異性に、 自分の気持ちを伝える事も、 身体を求める事も、 今まで一度も無かった。 なのに、イツキさんのせいで一変した。 イツキさんは、海月なのだ。 彼に一度刺されてから、 私の全身は、 ずっと甘い毒に痺れている。
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