第二幕 JKで剣士でストーカー?

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ん… 頭痛い… まだぐるぐるしてる… 先程の感覚がまだ残る中、段々と意識を取り戻す。 意識が無くなる前にあの人の声で 「よろしくお願いしますね」 と、勝手によろしくお願いされちゃったのは気のせいだろうか。 薄っすらと瞼を開けると、陽が少しばかり射し込む薄暗い場所。 何、ここ何処よ? 痛む頭を抑えつつ、辺りを見回す。 埃っぽさとボロさ加減からどうやら今は使われていない場所のようだ。 フラつきながらも立ち上がってみる。 体に異変が無いのを確認すると、外の様子を見る為に扉を少しだけ開けてみた。
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