序章

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あたいが人を信用出来なくなったのは、親のせいだ。 あいつらだけは許せねぇ。 あたいがまだ中学行ってる時だった。 あたいは普通に真面目に通ってた。 真面目過ぎたのか、龍とばっかつるんでたせいか、 友達なんて居なかった。 でも友達が出来たって思った矢先に、 そいつに裏切られイジメにあった・・。 龍がすぐに助けてくれたが、 親の言った言葉ははっきり覚えてる。 母「イジメなんて弱いからされるのよ!」 父「イジメ?お前の勘違いだろ? 何でもかんでも人のせいにするんじゃない!」 あたいはこの言葉で心が壊れた。 もっと優しい言葉はなかったのかよ! 弱いとか強いとか、関係ねぇだろ! それからは親とは一言も話してねぇ。 一人のがよっぽど楽だ・・。 龍さえ裏ぎらねぇなら、それでいい。
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