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加藤「涼子さん、親御さんから受けた傷がありますね?
体にじゃ、ないですよ?心の傷です。」
涼子「な!!なんでそんな事を言うんだよ?!」
加藤「わたしは長年教師をしてきて、
色んな子達を見てるうちに、
そうゆうものが解るようになったんだよ。」
涼子「そんなはずねぇ!親にでも聞いたんだろ?」
加藤「確かに親御さんに電話はした事がありましたが、
わたしの知りたい事は聞けませんでしたよ。
だから、涼子さんと、幼馴染の龍くんに話を聞こうと、
毎日のように声をかけてたんですよ?」
涼子「親はなんて言ってた・・・?」
加藤「それは言いたくはありません・・。
これ以上傷口を広げる訳にはいかないですからね。」
涼子「その答えで十分だ・・・。」
加藤「何があったか、教えてもらえないかな?」
言ったって理解されるわけがねぇ・・。
加藤「言っても無駄だと思ってますね?」
な?!超能力でもあるのかよ?!
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