第9章 過去の傷跡

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「頂きます」 「あ、ちょっと」  未佐はスプーンにお粥をすくってすぐ口に入れる。 「あっつ……」 「だ、大丈夫か?」 「はい……あ、おいしい」  未佐は思わず笑顔になった。 次の一口はちゃんと息を吹きかけ熱を冷ましてから口に入れる。 「美味しいです」  その言葉を聞いてアシュトンも安心したように笑顔になる。
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