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私は教室に戻りづらく屋上に残っていた。
「一緒に居ようか」と奈津美は言ってくれたけど私は「大丈夫」と答えた。
なんか一人になりたかったから。
授業が始まり静まり返った屋上に思いっきり寝転んだ。
程よい温かさと心地よい風。
寝転がっているだけで心が穏やかになっていく気がした。
ゆっくり目を閉じ、奈津美に言われたことを思い返していた。
―――でも心地よさと寝不足からすぐ深い眠りについてしまった。
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