繰り返す過ち

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「竜哉!!」 呼んじゃいけないのに。 そんな資格なんてないのに。 ワガママな私。 「由宇が先輩と別れられないなら仕方ないだろ」 すごく冷たい竜哉の目……言葉。 何も言えない私に竜哉はそのまま行ってしまった。 私が竜哉を傷つけた。 また私は過ちを犯してしまった。 小さくなる竜哉の背中を見ながらただ泣くしかできなかった。 .
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