好き

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その言葉に竜哉が私を見た。 「当たり前だろ?俺がいつからおまえのことを……」 そう言った竜哉の顔が真っ赤だった。 初めて見る竜哉のそんな顔。 なんだか嬉しくて 「由宇が好きだ。もう離さない」 また私を抱き締めた。 私もそれに答えるように竜哉の背中に手を回した。 「ごめんね」 小さく謝った。 .
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