2972人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
目を覚ますと自分のベッドにいた。
私どうやって帰ってきたんだろう?
部長とタクシーに乗った所までしか覚えてない。
慌てて布団を剥いでみれば、昨日のままで乱れはない。
ホッと胸を撫で下ろしたものの、何故かしっくりこない。
それもそのはず、狭いベッドで気付かない方がおかしい。
案の定横には私を抱き締めて眠る藤堂部長がいる。
小さくため息を吐いたものの、寧ろ安心してよく眠れたように思う。
.
最初のコメントを投稿しよう!