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 そして、昼休み。 「愛美さん。ランチ行きましょう」  誘ってきたのは、四人グループのリーダー的存在である瀬戸だった。それにしても事務的というか、笑顔じゃない。むしろ嫌そうに見える。 「はい。鈴那さんも一緒にいいですか?」  愛美が聞くと、瀬戸は鈴那にニッコリと微笑み、「行きましょう」といった。  何だか背筋がゾクッとしたが、鈴那は無理矢理笑顔を作った。 「おっ、今日はみんなでランチか?」  そこに佐藤がやってきた。 「社長んも一緒にどうです?」  瀬戸は嬉しそうに佐藤を誘っている。愛美を誘った時の態度とは全然違う。鈴那は本当に怖いと思った。 「えっ、いいの? 女の子同士の方が楽しいんじゃない?」 「いえ、社長がいたほうが楽しいですよぉ」  話の流れで、結局は先輩たち四人に鈴那と愛美、そして佐藤と桐島を合わせて合計八人でランチにいくことになった。  会社を出てお店に入る。そこはパスタ専門店で、店内は女性が多かった。店員に案内され席に着く。もちろん向かい合う佐藤と桐島の両隣は先輩たちで固められ、愛美と鈴那は端に座った。
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