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「本当。翔兄、失礼だよ。中沢さんも同じ反応したけど。」
『あー!そうそう。中沢から、連絡来た。蘭花ちゃんに聞いたって。そうなのよ!中沢にも同じ事言われたわよ!皆して失礼よね!』
思い出してまた怒る瑠璃姉。
『瑠璃さん。あんまり怒るとダメですよ。お腹の赤ちゃんのストレスになるんですよ。気を付けてくださいよ。だけど、昔の瑠璃さんを知ってる人は皆同じ反応すると思いますけど。だって、あの瑠璃さんですよ。まさか、落ち着くとか思いませんよ。』
蓮兜兄。
静かに酷い事言ってますよ。
『蓮兜。あんた殺られたいの?』
ピキッときてます。
『瑠璃。今、怒るなって言われただろ。』
さすが佑さん。
冷静沈着でいらっしゃる。
『はいはい。分かりました。って、その子は誰?親戚にこんな子居たっけ?まさか!竜の?!』
プハッ。
面白い瑠璃姉。
『んな訳ないでしょうが。何で俺の子になるんですか。俺は蘭花だけですよ。って、お前何笑ってんだよ。』
アハッ。竜兄に睨まれた。
『だって、蘭花ちゃんにピッタリくっついてるし。あんたみたいじゃない。ねぇ。翔。』
何故か翔兄に振る瑠璃姉。
『俺の子ですよ。』
『……はぁ?何言ってんのよ。だって、あんたにこんな大きな子居るわけないじゃない。』
冗談だと思ってるらしい。
『いや。本当に俺の子です。最近、分かったんですよ。』
『どう言うことよ。』
と、瑠璃姉が納得出来る様に説明しました。
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