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『えっ?早坂さん?いいの?』
來希もビックリ。
『紗江ちゃんが良いなら、問題ないだろ。あっ。ちなみに、ここ防音設備バッチリされてっからな。蘭花。』
おいっ!翔兄!
「何で私に言うのかな?」
『そりゃあ、なぁ。言っていいのか?』
にやけるな!
「……いや。けっこうです。言わないで下さい。」
『楽しみだな。蘭花。』
おいおい。竜君?
「何がよ。」
『そりゃあ、ほらっ。夜の…』
「だぁー!もう!言わんでいい!」
思わず竜兄の口を塞ぐ私。
で、皆に大爆笑されるし!
「あー!もう!この三人と呑んだら私いつも虐められる。紗江先輩~。」
今日は紗江先輩と言う味方が私には居るんだぞ!
『よしよし。おいでぇ~。蘭花ちゃん。』
紗江先輩に抱きつき、頭を撫で撫でしてもらう。
「私。やっぱり、紗江先輩と寝る!」
私は拗ねたぞ!
『それは駄目!』
えっ?來希?
何と、横から來希が紗江先輩を引っ張った。
ほよっ?マジ?
『あの~。柳希君?』
紗江先輩もビックリ。
『えっ!あっ。ゴメン。』
少し慌てる來希。
『來希。別に隠さなくてもいいぞ。もう、皆分かってっから。』
竜兄が來希に言った。
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