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『それ見てもこの反応とか。あり得ねぇだろ。マジで。』
ジニーが項垂れた。
『蘭花さ。有名人とかも興味ないの?俺達、これでも世界的に有名なんだけどな。』
ロンが私に言った。
そんな事言われてもね。興味ないし。
『しかも、竜の記事しかよんでねぇしな。』
セルが呆れた様に言った。
『こいつ、あれだぞ。俺の仕事とかも全く興味ねぇから。今でもな。この雑誌も初めて見たしな。まぁ。お前らには悪いが有名人は通用しねぇぞ。』
竜兄が3人に言った。
「私、別に人を見かけで判断する訳でもないし、まして有名人だからとか、そう言うのは嫌だし。何かおかしい?私の考え方。」
だって、そうだよね。
見た目で人の中身までは分からないし。
『いや。おかしくねぇよ。蘭花は合ってる。そんな蘭花だから、俺は惚れたんだし。』
竜兄に頭を撫でられる。
「私はね。ジニーもロンもセルも竜兄の親友だから会いたいと思ったの。私の知らない昔の竜兄をしってるから。話聞いてみたいと思っただけ。それじゃあ、駄目なの?」
『『『 蘭花!可愛い!!』』』
聞いただけなのに飛び付いて来そうな勢いの3人。
竜兄に抱きしめられ、免れました。
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