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次の日。
ホテルに3人を迎えに行った。
着く前に連絡していたからロビーに居た3人。
その周りに群がる人。
『あー。やっぱり。囲まれてんな。電話すっか。』
うん。さすがにあの中には行きたくない。
竜兄が電話をしたら3人がこっちに気付いた。
『『『 蘭花~♪ 』』』
……やめてくれませんか?!
すんごい見られてるから。
「……竜兄。先に出よう。あの状態でこっちに来られても困る。」
竜兄の袖を引っ張り素早く車に乗った。
しばらくして3人が車に乗ってきた。
『おはよう♪蘭花。何で先に行くんだよ。』
ジニーに言われる。
「あんなに人が居るのに名前呼んでこっちに来られても。」
『あぁ。そうだよねぇ。ゴメンね。蘭花。』
ロンが謝る。
『蘭花。何処行く?』
セルが聞いてくる。
『お前らさ。さっきから聞いてれば何で蘭花にばっかり話しかけんだ?俺の事は無視かよ。』
竜兄が不貞腐れた。
『あー。ゴメンゴメン。竜も居たんだった。』
ジニー!
『てめぇら東京のど真ん中に降ろしてやろうか?!』
だよねぇ。竜兄。
『冗談だよ。竜が居るから蘭花にも会えたんだし。感謝してるよ。』
ロン。それはフォローになってんのか?
『全然フォローになってねぇ。アホだろ。お前ら。』
呆れる竜兄。
『そんなことより、何処行くんだ?』
話題を変えるセル。
「何処行きたい?見たい所とか無いの?」
3人に聞いてみた。
『んー。行きたい所ねぇ。何か日本って感じの所かな。』
アバウト過ぎるだろ。ロン。
『人の多い所は無理そうだしね。』
だよねぇ。ジニー。
『あっ!温泉入りたい!露天風呂だっけ?気持ち良さそうだしな!』
セルの意見に他2人も賛成らしい。
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