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温泉と言ったら箱根~♪とか言い出して、分かっているのかいないのか。
まぁ。暇だしドライブがてら少し遠出もいいか。
なんて、竜兄の運転だけど。
車の中でも煩い3人。
歌い出したり踊り出したり。
何度も竜兄に怒られてました。
『おいっ。着いたぞ。起きろ!』
散々、騒いでたくせに着く前に寝るとかどうなのよ。
「お~い。ジニー。着いたよ~。」
後ろのドアを開けて手前のジニーを揺らす。
『蘭花~♪』
わざとか?
抱きついてくるジニー。
『お前。殺すぞ。』
私の横に来た竜兄が思いっきり拳骨をお見舞いした。
『っいったー!!そんなマジに殴る事ねぇだろ!』
かなり痛かったらしい。
他2人は大爆笑してるし。
『てめぇが悪いだろ。あぁ?!』
『冗談だろうが。ねぇ。蘭花。』
私にふるな。
「知らない。」
『蘭花~。見捨てないで~。』
プッ。ジニー面白い。
『早く行くぞ!温泉!箱根!』
セルはおおはしゃぎ。
子供みたい。
で、温泉宿。
温泉だけ入るのかと思いきや、泊まる!とか言い出した3人。
おいおい!
計画性の無い奴ら。
で、結局泊まることになった。
明日の夕方には帰るらしい3人。
バタバタだろ。
もう勝手にしやがれ!!
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