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はい!総取締役の仕事終了~!
部屋に戻ると竜兄が待っていた。
『報告終ったか?』
「ん。終わった。とりあえず、シャワー浴びてくるね。」
部屋を出てシャワーを浴びてスッキリ!
髪を拭きながらキッチンへ向かう。
何かおつまみになりそうなものを取りだし、部屋へ戻る。
途中、翔兄に会った。
『おぉ。蘭花。帰ってたのか。何だ?竜が来てんのか?』
「ん。翔兄、お疲れ。来てるけど。」
『呑むなら、俺も混ぜろ。風呂入ったらお前の部屋に行く。じゃな。』
って、おいっ!
許可してねぇし!
何なんだ!あの俺様野郎は!
部屋に入り竜兄を見ると、ベッドに寝てた。
疲れてんのかな。
少し寝かせてあげよう。
やっぱり、あれだよね。
仕事して、週末は私といつも一緒だし。
仕事の日も朝晩必ず会いに来るし。
疲れるよな。
竜兄に貰ったミニ冷蔵庫からビールを取り、テーブルに置いた。
おつまみに持ってきたチーズをかじりながら、ビールを呑む。
うまっ!
竜兄の寝顔を見ながら思う。
身体もだけど、心が休まる時があるのかな。
大企業の社長としての責任とかあるし。
私って、竜兄の重荷になってないかな。
竜兄に何もしてあげられないしな。
ビールとチーズを手にじっと竜兄を見つめる。
休みの日も無理して私と居るのかな。
一人でゆっくりしたい時もあるだろうしな。
きっと、平日は遅くまで仕事して家には寝に帰る位だろうし。
竜兄。頑張り過ぎだよ。
平気だって、いつも言うけど。
いつか身体壊しそうで私は怖い。
そんな事を考えていたら、翔兄が来た。
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