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ホテルでチェックアウトしてから空港に向かった。
帰りの車の中でもパシャパシャと写真を撮りまくる3人。
帰ってから仲間に送るとか言ってた。
私達にも送るからとセルが言った。
『まぁ。ほとんど蘭花の写真だけどね。』
と言い笑ってたけど。
空港に着き手続きを済ませた3人。
時間まであと少し。
『蘭花。竜。ありがとな。楽しかった。特に蘭花には癒された。』
ジニーが言った。
『本当に。ありがとね。明日からまた仕事頑張れる。蘭花のおかげで。』
ロンが笑う。
『竜。蘭花と幸せにな。絶対に手離すなよ。俺らの天使なんだから。』
セルがデジカメをチラッと見せて言った。
『誰が手離すかよ。お前達も元気に活躍しろよ。応援してっから。』
竜兄が3人を見て言った。
「うん。応援してるから。今度はちゃんと3人をチェックして見るからね。頑張ってね♪」
3人に笑顔で別れを告げた。
『『『 蘭花~♪ 』』』
相も変わらず……全く。
3人が抱きついて来た。
『お前らも本当好きな。蘭花の事。』
呆れた様に言う竜兄。
だけど3人を止めなかった。
それが竜兄の優しさ。
私の好きな竜兄の。
3人にハグハグされ頭を撫でられる私。
「元気でね。絶対、遊びに行くから。」
3人は笑顔で帰って行った。
まぁ。周りに人が沢山来て取り囲まれたけど仕方ない。
ただでさえ目立つからね。
まして有名な3人だしね。
私的には最後まで有名人とは思えなかったけど。
『よしっ。帰るか。蘭花。』
竜兄に頭を撫でられた。
「そうだね。帰ろう。」
少し寂しいけど、竜兄が私の手をギュッと握りしめてくれてた。
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