運命を狂わせる者

第Ｘ話 設定備忘録

【アイリ=セラス】女。七十五歳だが、見た目は可愛らしい幼女(小学一年生レベル)。一人称はわたし。ふわふわのストロベリーブロンドを肩甲骨のあたりまでのばしている。「子供」が禁句。禁忌魔法すら使える膨大な魔力を持つ、セラス学園の学園長。風、火、無属性。

【ルーシー】女。ルーシーは偽名。二十代前半。一人称は私で、誰に対しても冷たい態度のＢランク暗殺者。自信家でプライドが高い。過激。「気に入らない奴は殺す」が基本スタンス。
話(脅し)が通じない令に殺意を持つ。いつか令を闇討ちする予定。水属性。

【マリカ】女。十六歳。獣人で、柔らかく整った顔立ちをした茶髪垂れ目の犬耳美少女。語尾をのばして喋る。
変態的な言動が多く、ただの残念な尻軽女に見えて、かなり強か。
ヒロインではない。一人称は私。風属性。

【カイル=ケスティング】男。十七歳。２―１である令のクラスメイト。赤みがかった焦茶の短髪、同色の瞳の小生意気そうな顔立ちの青年。
コミュニケーション能力が高いため、友達は多いが、関係は広く浅く。国語が苦手。
中流貴族で、赤髪男子と呼ばれることが多々ある。突っ込み体質。一人称は俺で、土属性。

【アベラルド=アオツナギウス】男。十七歳。２―１である令のクラスメイト。青髪で、顔は青いツナギのいい男に酷似している。ゲイ。メンタルが弱い。
令にお笑い芸人の卵だと勘違いされている。
一人称は俺。土属性。

【ジェレミー=ヴィオレット】男。十七歳。 ２―１である令のクラスメイト。しばしば紫髪男子、ムラサキ君と呼称される、上流貴族。
リーフェンシュタール先生のファンの単純馬鹿。貴族故にプライドは高いが、謝ることや礼を言うことなどには抵抗がない、割と良識ある貴族。気が小さい割に態度は大きい。趣味はガーデニング。
小柄な体格、紫の瞳、背の半ばまである紫髪をうなじの辺りでくくっている。一人称は僕。火、無属性。

【アンナ=シャルム】女。年齢不詳だが、見た目は三十代前半。
今代魔王アゼルスに仕える魔将の一人で、スタイル抜群で挑発的な服装をした妖艶美女。イメージカラーは赤。
腰まで届く金髪、赤い瞳。艶やかな唇にルージュを引いている。
魔族の性質上、弱者(他種族)はゴミで虐殺大好き。令はその水着同然の服装から露出狂の変質者だと思い込んでいる。
魅了の特殊能力が使える。