手荒先生の回想録

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「どうしたの?心配事がある時こそ頼っていいのよ。」私は泣いてしまった。みんなが私のことをこんなに見てくれていたなんて。涙が止まらない。みんなが不思議そうに私を見る。先生が聞いてきた。「何があったの?」 涙が止まってくれない。詰まりながらもなんとか話す。「先生が、グリーン、ペーパー、返して、くれないから、嫌いになったかもって、」「ごめんね。そんなに気にしてたなんて思わなかった。面白い内容だから読み返したくてこの紙を読んでたら次々に来て…ごめんね、今読むわ。」
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