第3話 お兄ちゃんにトライ!!

22/23
2783人が本棚に入れています
本棚に追加
/467ページ
「…しょうがないわね。ちゃんと面倒見てね。私は面倒くさいから見ないけど。」 「たしかにお前に面倒見られたことはない」 むしろ家庭教師として面倒見てるわ。 「やっっったあぁぁぁ!!!!」 バンザイをして飛んで喜ぶ由紀ちゃん。 そんなに嬉しいか。 何か照れくさいな。 「誠お兄ちゃん!これからよろしくねッ!!」 弾けるような笑顔。 「言っておきますが私は呼びませんよ?今まで通り、ゴミか先生で」 冷めた表情。 「ゴミは本当にやめようか。そろそろ泣く」 …先生にお兄ちゃん、か。 まあ悪くないかな。
/467ページ

最初のコメントを投稿しよう!