プロローグ

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「ってことはさ」 悲しい現実を改めて突きつけられた俺に先輩が問いかける。 「彼女はいないんだよね?」 ………。 「何ですか。トドメですか?」 「いやいやそーいうんじゃなくてさ」 自然と睨むようになってしまったためか、先輩は苦笑い。 「…いないですけど」 「部活とかサークルは?」 「…入ってませんけど」 「夕方とか暇だったり?」 「暇…ですね」 何が言いたいのかイマイチ分からない。 何か先輩の用事に連れていかれるか、部活・サークルへの勧誘ってあたりか?。 「女子高生に興味はある?」 「あります」 「よし決定」 しまった。 予想の斜め上の展開につい本音が。
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