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ライナーはシズクを見つめて顔を赤くしている。
「えっ、なに?」
「…//」
「ライナーが固まってしまったぞ。」
「どうしたんだろ?」
「…戻ってこい。」
突然固まったライナー、展開についていけないシズクと三騎士。
「……ッハ!」
「「「あ、戻った。」」」
「どうしたんですか?」
「いっいえ!なんでもありません!//」
「そうですか。」
「どうしたんだろう、ライナーさんいつもと感じが違うよ。」
「俺にはさっぱり…。」
シズクとマリーが話している時にライナーが三騎士を集めて話をしている。
「おい!なんだあの美しい少女は!//」
「だからシズク殿だと言っただろう。」
「というか美しいって、その通りだけど姫様と同じ位の年だぞ?」
「…僕達、みんな25歳、歳の差考えろ。」
「誰が惚れるか//、ただ美しいと思って顔が熱くなるだけだ!!//」
「いや惚れたとか言ってないし、ってか惚れてるじゃん。」
「…ロリコンめ。」
「違うと言ってるだろ!!//」
シズクの魅力値220は伊達じゃ無かった。
「ねえ、通って良いの?」
「速くしないと日が暮れてしまいますよ。」
「あっあぁ、身分証を見せてくれ、それで問題がなければ通れる。」
「身分証?」
シズクは身分証を持っていない、その事をマリー達に伝える。
「なら、仮の身分証を渡しておく、後でギルドによって身分証を発行してもらってくれ。」
「わかった」
「出来たら見せに来てくれ、明日も私はここにいるからな!//」
「「「うわ~…」」」
「むむっ!」
三騎士は明らかに引いており、姫様は何かに気付いたようだ。
「とりあえず盗賊はこちらで引き取ろう、これだけの人数なら名の有る盗賊だろう、賞金が出るはずだ、生け捕りならなおさらな、ギルドに連絡は入れておくからそこで受け取ってくれ。」
「わかった、シズク殿の身分証発行の際に受け取ろう。」
「シズク、速く行きましょう!」
「う、うん?わかった。」
「ヒート達も速くいきますよ!」
「「「はい!」」」
マリーがシズクを引っ張って馬車に乗せる、三騎士もシズクをライナーから引き離したいのか、すぐに出発出来るように準備している。
「あぁ!もう少し居ても…「しゅっぱーつ!!」」
「「「オー!!」」」
「お、おー。」
恋する乙女は強い(確信)
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