第1話

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ライナーはシズクを見つめて顔を赤くしている。 「えっ、なに?」 「…//」 「ライナーが固まってしまったぞ。」 「どうしたんだろ?」 「…戻ってこい。」 突然固まったライナー、展開についていけないシズクと三騎士。 「……ッハ!」 「「「あ、戻った。」」」 「どうしたんですか?」 「いっいえ!なんでもありません!//」 「そうですか。」 「どうしたんだろう、ライナーさんいつもと感じが違うよ。」 「俺にはさっぱり…。」 シズクとマリーが話している時にライナーが三騎士を集めて話をしている。 「おい!なんだあの美しい少女は!//」 「だからシズク殿だと言っただろう。」 「というか美しいって、その通りだけど姫様と同じ位の年だぞ?」 「…僕達、みんな25歳、歳の差考えろ。」 「誰が惚れるか//、ただ美しいと思って顔が熱くなるだけだ!!//」 「いや惚れたとか言ってないし、ってか惚れてるじゃん。」 「…ロリコンめ。」 「違うと言ってるだろ!!//」 シズクの魅力値220は伊達じゃ無かった。 「ねえ、通って良いの?」 「速くしないと日が暮れてしまいますよ。」 「あっあぁ、身分証を見せてくれ、それで問題がなければ通れる。」 「身分証?」 シズクは身分証を持っていない、その事をマリー達に伝える。 「なら、仮の身分証を渡しておく、後でギルドによって身分証を発行してもらってくれ。」 「わかった」 「出来たら見せに来てくれ、明日も私はここにいるからな!//」 「「「うわ~…」」」 「むむっ!」 三騎士は明らかに引いており、姫様は何かに気付いたようだ。 「とりあえず盗賊はこちらで引き取ろう、これだけの人数なら名の有る盗賊だろう、賞金が出るはずだ、生け捕りならなおさらな、ギルドに連絡は入れておくからそこで受け取ってくれ。」 「わかった、シズク殿の身分証発行の際に受け取ろう。」 「シズク、速く行きましょう!」 「う、うん?わかった。」 「ヒート達も速くいきますよ!」 「「「はい!」」」 マリーがシズクを引っ張って馬車に乗せる、三騎士もシズクをライナーから引き離したいのか、すぐに出発出来るように準備している。 「あぁ!もう少し居ても…「しゅっぱーつ!!」」 「「「オー!!」」」 「お、おー。」 恋する乙女は強い(確信)
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