Episode1 *陽菜と春馬の物語①

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取らなきゃ… 海に向かって歩こうとすると、 「裸足じゃ危ない」 春馬は私の手を引っ張った。 「でも…」 私が海に投げたヒールを困った顔で見ていると、 「待ってろ」 春馬は履いてるジーンズの裾を上げ、海の中に入って行った。 バシャバシャ 春馬が海から上がって来て、 「ほらよ」 私にヒールを渡した。
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