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「じゃあね」と私は笑った
「また明日」と貴方は手を振った
茜色に染まる空の下で
貴方と別れた
私が見えなくなるまで
見送る貴方
わかっていたけど
振り返らなかった
振り返れば足が止まるから
前へ進めなくなるから
だから
振り返らない
いつもことで
また明日会えるから
それなのに
止まってしまった
時間も想いも全て
それでも
明日はやって来る
時間の止まった私と
時間を止めてしまった貴方を
置き去りにして
もういいよ
もう
待たなくて…いいよ
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