甘い夜

12/31
前へ
/31ページ
次へ
「えっ、でも、お風呂は1人で入ってください」 逆らうとろくなことがないのは重々知っている。 海翔さんは私を大事にしてくれている、だから大丈夫。 そうは思えても、流石に明るいお風呂に一緒に入る勇気はない。 「隅々まで洗ってあげようと思っていたのに、残念」 全然残念じゃないです。 このONとOFFのギャップ、どうにかならないのかな? はぁと溜め息を溢すと、クスクスと海翔さんが笑い出した。 .
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2096人が本棚に入れています
本棚に追加