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「冗談だよ。そういう素直なところが可愛いくて、ついいじめたくなる」
「もう、本当にビックリしたんですから」
頬を膨らませている私を覗き込み、チュッと口付けると、肩を震わせて笑いながらバスルームに消えていった。
正直どっと疲れた……。
やっぱりそういうこと、だよね。
心の準備はしてきたつもりだったけど、海翔さんが相手だと思うと経験も少なくナイスバディとも言いかねる自分に決心が揺らぐ。
自信なんて持てる訳ない。
暫くするとパジャマを着て髪を拭きながら、バスルームから海翔さんが戻ってきた。
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