甘い夜

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素肌を見られて恥ずかしいなんて考える余裕も与えてくれない。 ただ海翔さんの熱い想いを受け止めるだけで精一杯。 声を出さないように噛んでいた唇も、口付けで解かれてしまったらもう戻せなくて。 自分でも初めて聞く、艶やかな声をあげていた。 恥ずかしいのに止められない。 海翔さんに助けを求めても不敵な笑みを溢すだけ。 よりいっそう強さを増す行為。 「苦し……」 .
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