トラウマ

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次に目を覚ましたのは、ちょうどお昼時の事だった。 流石にお腹空いた。 私を抱きしめたままの海翔さんはまだ夢の中。 起こさない様に起き上がろうにもきつく抱きしめられている上に、体がダルくて思うように動けない。 結局ごそごそしているうちに起こしてしまったらしい。 「おはよう、ありさ」 「お、おはようございます」 チュッと音をたててキスをされると、また眠る前の事が思い出されて顔が赤くなる。 .
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