1830人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
「最近海翔くんが夕飯に来ないから心配してたのよ」
そう言えば、ありさに必死で連絡もなしに永遠の店に行ってなかったことを思い出す。
「すみません。出張が多かったので……」
適当に誤魔化して、またコーヒーを啜った。
「ケーキ買ってきたのよ。そこのスーパーの近くに新しいお店が出来てたの」
嬉しそうにケーキの箱を見せる愛美さんに苦笑いを返した。
カフェを出ると、俺の車で4人マンションに向かった。
車を降りる寸前、突然永遠達を連れて帰ってはありさを驚かすだろうと気づき、メールを作成。
.
最初のコメントを投稿しよう!