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「イチゴが乗ったのは、僕のだからね～」
俺の足元で健太郎が顔を覗かせる。
取り敢えず中で紹介しようと思った矢先。
「ごめんなさい」
ありさが３人の間を押し退けてエレベーターに駆け込んだ。
「ありさ！」
驚いて呼んでもありさは振り向かない。
入れ違えに出て来た永遠が不思議そうにありさを見ていた。
この時、俺と永遠が並んで現れていたら状況は違っていたのかもしれない。
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