グランダー木の実学校 研究室の吸血鬼

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ブレッド「僕達の国・・いや世界はね。不思議な木の実がたくさんあるんだ。不思議な木の実に呪文をとなえれば、この通りさ!」 といって着ていたコートを脱ぎブレッドは、呪文をとなえた。 「服よ、休んでよい!」 すると服はやれやれやっと休みだ。といっているかのように木の実に変化してしまった。 ブレッド「まぁこんな調子だ。それより君の話を聞かせてくれないか?」 ブレッドは木の実をポケットにしまいながら言った。 スティーブは自分の事について話した。 するとブレッドは、思いもよらない言葉を発した。 ブレッド「それなら、この世界・・つまりグランダーですまないかい?普通の世界に未練がないなら、いいと思うよ。それに見たところ君はそこまで行儀の悪い子供でもなさそうだしね。」 ブレッドに子供扱いされたのは少し心外だったが、スティーブはうれしそうな声で答えた。 「もちろんですとも!!」
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