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潤んだ瞳が揺れ、最初は冗談のつもりだったがもう止められない。
今度はブラウスのボタンをゆっくり外しながら、露になった肌に唇を這わす。
白い肌に赤みがさしていくのがよくわかる。
口づけを落とす度にピクッと跳ねる体と、必死に声を殺した息遣いが愛しくて仕方ない。
真っ昼間だということさえどうでも良くなる。
今は只、ありさが欲しい。
俺だけのものだという確証が欲しい。
あまりに余裕のない自分に笑いが込み上げた。
末期だな……。
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