2173人が本棚に入れています
本棚に追加
そう言う海翔さんに顎髭の海翔さんはニヤリと笑顔を見せて、私達のテーブルについた。
「俺もここでランチ。個室で取引先と会食だったから、海翔達みたいに色っぽくないけど……」
テーブルの上の私の手に自分の手を重ねてニッコリと微笑む。
「キャッ!」
驚いて慌てて握られた手を引っ込めた。
「勝手に触るな」
海翔さんが怒っても、この顎髭の海翔さんはニッコリと笑ったまま私を見つめていた。
「で、何ちゃん?」
.
最初のコメントを投稿しよう!