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ミラ「はいこれで終わりよ」
フェンリル「‥………………」
ディーン「フェンリルどうした?
まるで俺の扱い雑過ぎるだろ
割愛し過ぎだろ!!みたい顔して」
フェンリル「思い切り当たってんな!!!!おい!!!!!!!!」
ディーン「挨拶してないのに叫ばないの
痛い人になるからね」
フェンリル「お前のせいだろうがぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハッピー「ルーシィ猫だよ
しかもしゃべる猫!!」
ルーシィ「あんたもしゃべる猫でしょ‥…
あっちのほうがなんかあれだし」
フェンリル「どうせこれだろあれってのは」
フェンリルは背中のライフルに
触れてルーシィに言う
ディーン「言っとくけどフェンリルは
かなり普通の猫だからね
しゃべるとライフル以外は」
ルーシィ「全く普通じゃないんですけど!?!?」
ディーンは少し苦笑いしてあと
窓の外を眺めてぽつりと呟く
ディーン「‥………雨か‥………」
フェンリル「一気に振りだしたな」
ルーシィ「なかなかやみそうにないねぇ」
ディーン「‥…フェンリルちょっと付き合って」
フェンリル「おうよ貸し一な」
にかっと笑い小さな手で1をつくる
がディーンはジト目で見続けると
フェンリルはゆっくりと手を下げる
ディーン「貸しも何もないから」
フェンリル「‥………うす‥………」
グレイ「いきなり出掛けんのか?
こんな雨なのにさ」
雨は先ほどより強くなっている
この中で外に出るなどそうそういない
しかもディーンは今さっき帰ってきたばっかり
少し休んだほうがいいとグレイは続けた
フェンリル「平気だこいつは風邪なんて引かねぇから」
ディーン「ケンカ売ってるのかな?」
フェンリル「誰も馬鹿とは言ってない」
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