第二章

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フェンリルに掴まれて 空を飛びながらウェンディを探すディーン しかし天気が悪く視界があまりよくない そのためフェンリルも 慎重に飛んでいる落としたら後の仕打ちが怖いのだ ディーン「ダメだ‥…雨で匂いがわからない」 視界が悪くなっているので 匂いで探そうとしたが雨のせいでわからなくなっている フェンリル「なぁディーン この天気さすがにおかしくねぇか? なんか魔力感じんだよな空からよ」 ディーン「同じだよ 微弱だけど魔力があるね……… でもエーテリオンとかみたいなやつじゃない」 フェンリル「それより天竜ちゃんのほうが 優先だろうがまだ見付からねぇか」 目を凝らしてキョロキョロと 町を見下ろしながら探すが全く見付からない ディーンも本気でやってるがやはり この天気ではきついらしい ディーン「フェンリル一回降りよう そのほうがよさそうだ」 フェンリル「いや天竜ちゃんいたぜ ギルドのほうに走ってやがる」 フェンリルが顔で方向を知らせると 確かに青髪の子が走ってるのが見える ぼやけているがこの町では 青髪の子はあまりいない ディーン「ゴー!フェンリル!!」 フェンリル「おうよっと!!!!」 一気に旋回してウェンディのほうに急ぐ 一人と一匹だった
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