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そういって僕を誘惑した。
僕はその時からかもしれない、歪みだしたのは、盾子さんが自分のものになる快楽に溺れていた。
今だって彼女の身体を直に感じながらてを繋いでる、操作室の回転椅子でね。
もしかしたら僕のこの気持ちは恋なのかもしれないんだろうけど、
だからこそ彼女をここで死なせるわけには行かないんだよね。
そう思って僕は彼女に黙って操作室を抜け出した
僕が向かったのはもちろん苗木くんの部屋。
だって苗木くんか霧切さんがいなくなればこの学園の謎もむくろ殺しの犯人もわからないまんまだもんね?
だったら邪魔な二人を消してしまえばきっと彼女も喜んでくれる。
僕はお面と白衣を纏い、苗木くんの部屋にはいった。
そこで待ってたのはやっぱり霧切さんだった。
『やはりここにきたのね、黒幕の助手さんと呼ぶべきかしらね…
でも苗木くんは殺させはしないわ。私がここでいなくなる定めであってもよ。』
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