16人が本棚に入れています
本棚に追加
<『雷神』倉庫>
「詩音みんな集まったか?」
「集まってますよ!湧さん!」
「麗、そろそろ。」
「わかったよー。」
「「総長お疲れっす!」」
「よし!みんな!久しぶり!今日は聞いてほしいことがある!
『雷神』と『風神』は今日同盟を結ぶことになった!以上。」
「「了解!」」
「詩音、玲於、話がある。幹部室に。」
「「はい。」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「話したいことは、同盟を組んだ理由だ。」
「はい。」
「簡単な話しだよ。うちらと『風神』が『虎王』狙われている。それで弩名を組んだ。」
「それだけですか?」
「総長、ほかにも理由ありますよね?」
「・・・。んーまだ話すのは早いかと思ったけど、話したほうがいいか?」
「あたしは、話していいと思うよ。幹部候補なんだしさ。」
「そうだぞー。」
「湧はどう?」
「話していいと思うよー。」
「まだ、メンバーには言うなよ?」
「「はい!」」
「よし。両方のチームにスパイがいる。人数はわからない。
それと『虎王』の総長が『風神』の総長の兄貴だ。ここまでされたら次何されるかもわからない、どうやって潰しに来るかもわかっていない。だから、潰される前に手を打っておくためにも、同盟を組んだ。」
「おぉ・・・。」
「後は、今回のことが原因で自分たちでやり合うのもバカな話しだし、とくに嫌う理由もないし、同じ学校に幹部全員いるんだからということもあるしね。」
「わかりました。」
「これからは、暴走とかも一緒にやるんですよね?」
「そうだね。いやか?」
「全然!むしろ楽しいと思います!」
「ならよかった。」
これでスパイも一度自分のチームに戻らないといけないだろうし、
誰だか少しでも分かればいいな。
最初のコメントを投稿しよう!