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俺は有栖を担いであげはと校庭に出た。
「若!十六夜、若はどうした?」
「俺が天叢雲剣を使わせた。そのせいで霊力が・・・」
そこまで言うと黒兎は俺を殴った。
あげはがびっくりして間に入って両手を広げた。
『十六夜は悪くない!』
『いいよ、俺が悪いんだから』
「あげはまでコイツに絆されたか」
「黒たん殴るのはよくないよぉ」
黒兎は背中を向けて車の方に向かった。白兎も追いかけていく。
途中まで行くと七夜が現れて俺から有栖を受け取り抱きかかえて車に乗せた。
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