【第3話】一夜あけて、

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  「ちょっ……何すんの!?」 「話すんだろーが。向こう向いたままでどーすんだよ」 「っ、で、でもっ……」 目のやり場に困るんだよ! と叫びたいのを堪えて視線を外すと、長瀬は意地悪く笑った。 「……なに、意識してんの?」 「っ、ち、違っ!」 「まー、いまさらだけどな」 「っ……ま、まさか……」 その口ぶりに、自分の顔が青ざめていくのを感じる。 まさか、私、長瀬と……? .
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