【第4話】一夜の過ち、ではありません

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  何となく、気まずいような、居心地が悪いような……。 だって結局、何がどうなってああなったのか、全くわからないままだし。 なんで長瀬が私の家に来たのか、そもそも何がきっかけであんなことになったのか、とか……。 ……ああやだ、考えたくない……。 溜息を吐きながら、Macを立ち上げた。 カバンを置いて、会社用のサンダルに履き替えて、荷物を整理して。 いつものように、メールチェックをしていると、新着メールが届いた。 差出人は、長瀬。 ……隣にいるのに、メール? 不思議に思いながらも、それを開く。 .
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