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新木には、落ち着いた雰囲気があるのだが、どこかに活発な一面も感じられる。
口調や声質は穏やかだが、性格的には元気に走り回るのが好きなような感じだ。
「俺は園田 恭二。
どれだけ一緒にいるのかわからないけど、よろしく、新木さん」
名字と名前、どちらで呼んでもいいと言ったのは、下の名前で呼んでほしいという気持ちがあったからなのかと迷ったが、たとえ同年代と言えども、初対面の人を下の名前で呼ぶ勇気は園田にはなかった。
「よろしく!
でも、もうちょっと綺麗な所かと思ってた。
男女一緒じゃあ寝てる間になにされるかわからないしね」
「な、なにもしてないからな?」
園田は思わず反射的に否定したが、別に自分のことを言われたわけではないとすぐに気付き、照れくさそうに頭を掻いた。
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