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「これは契約の証だ、この模様がある限り私と和臣は共に戦うことが出来る。」
「それがなきゃ戦えないのか?」
「そうだ、私達は人間とこうして契約しなければ十分な力を発揮できないし、人間はあいつらを認識出来ないんでな」
更に話し続ける。
「時間もない、詳しいことはまたの機会に話そう」
彼女は凛々しく笑いながら言い、俺の額に指先で触れた。すると途端に意識が遠のいた。
「おやすみ、和臣。」
ハッキリとしない意識の中、彼女、メリアーダの声が聞こえた後すぐに意識が途切れた。
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