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「……っあーもー…どーすっかなぁ」
俺は煙草をふかしながら考える。
電気代を滞納していたらとうとう停められた。これじゃネトゲはおろか風呂を沸かすことも出来ない。コンロだけ使えたのは不幸中の幸いだ。
「バイト、バイトねぇ。俺の学歴じゃあ肉体労働しかないしなぁ」
だが肉体労働のバイトはしたくない、かといってファミレスやスーパーで普通に働けるとは思えない。つくづく自分は駄目な奴と痛感する、痛感するだけだが。
「取り敢えず、寝てから考えるかな」
俺は決めて、眠くもないがやることもないのでベッドに潜り、眼を閉じた。
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