汗と笑顔と

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ようやくバスケを終えた皆さんは、それぞれの荷物というか彼女さんのもとへ戻っていく。 もちろん片桐専務も当然のりちゃんの元に、それはそれは爽やかな汗を光らせながら戻ってきていて、その後ろから当然のように吉岡さんもやってきた。 荷物がここにあるからなんだけど。 「あ~、楽しかった」 汗びっしょりでタオルを肩からかけた専務はやっぱりカッコいい。 「お疲れ様」 「ちょっとシャワーしてくるから、もう少しだけ待ってて」 「うん」 専務とのりちゃんはやっぱりラブラブオーラを放っていて。 さっき私から奪っていったタオルを使っている吉岡さんも、いつもと全然違うからなんだか見ていてドキドキする。 しかも、好きなんだって完全に自覚してしまったから尚更。 .
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