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もちろん担当ではないけど、隣のチームのことだからある程度は知っている。
「今朝リナの事務所から連絡があってね、彼女が辞退したいって言ってるらしいんだ。それともう少ししたら彼女がこっちに来るから話聞いてあげて。たぶん君たちへの謝罪じゃないかな」
「はぁ」
頭に浮かぶリナさんには謝罪なんて言葉は全く似合わなくて、顔を合わせるのがなんだか怖い。
あの自信に溢れた姿でまた宣戦布告されたらと思うと帰りたくなる。
ましてや未遂とはいえ、恐ろしいワナにかけられた恐怖が体を震わせる。
無意識にぎゅっと膝の上で拳を握っていると、吉岡さんの手がふわりとそれを包んだ。
「大丈夫、俺がついてるから」
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